「実力不足でした」なんて…

「実力不足でした」なんて
言えるほどの実力は、
なかなかつくもんじゃないんですね。

「キミもいつか実力不足になれるといいね」

(ほぼ日、糸井重里)

実力っていうものは、
本当のところ、
どこまでを言っていいのか、
分からないものです。

これまで一度でも
うまくいっていれば、
それを実力と言っていいのか。

それとも、
毎日成功してることじゃないと、
実力と言えないのか…

きっと、人それぞれだと思います。

だから、
「俺が実力を出したら、すごいぞ」
「あいつの実力は、そんなもんじゃないぞ」
みたいな言葉があるわけです。

そういうことから考えると、
実力っていうのは、
「ある」ものの方じゃなくて、
「ない」ものの方を確かめたほうが
間違いないような気もしてきます。

もちろん、自信を持つためを考えれば、
「ある」ものを数えたほうが
いいんでしょうけど、

なんていうか、
あるかないかも分からないものを
当てにしてしまって、
あとになって「ない」事実を
知るよりだったら、

実力不足という現実に目を向けて、
それでもがんばれるかってことが
大切なんじゃないかな。

実力不足を認められるようになると、
ちょっと、肩の力を抜けて、
がんばるための第2ステージに
進めるんですよ。そう感じます。

そして、
実力不足を認めている人ほど、
きっと、本番に強いぞ。

(参考)イトイの通販生活。

No.3463

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