現在の能力で
できる、できないを
判断してしまっては、
新しいことや困難なことは
いつまでたっても
やりとげられません。
(生き方―人間として一番大切なこと、稲盛和夫)
何かをやってみたいな、
っていう好奇心は、
きっと、
できる、できないを
考える前に生まれる。
好奇心っていうのは、
けっこう自由なんですよね。
ところが、
他人の好奇心に対して、
人は、けっこう冷静に
なれたりするから、
「ああ、無理、無理」
「それ、やめといた方がいいよ」
「三日坊主で終わるから無駄だって」
なんて言葉が、口から出てくる。
狭い人間である、
自分と他人の経験や知識を
あわせたところで、
そこから出てくる結論は、
ちっちゃいだろう。
できる、できないの中間地点を、
ウロチョロと悩んでいるよりも、
いっそこそ、やってみた方がいい。
すぐに出来なくても、
すぐに出来ないことが分かったとしても、
もうしばらく、がんばってみればいいのだ。
今のままでいたいのか?
このままじゃ嫌じゃないか?
こんな自問が、
自分の背中を後押ししてくれることも
あるかもしれない。
No.3482