希望のあるところには
必ず試練があるもの。
(1Q84、村上春樹)
その希望のサイズが、
他人から見て、
どんなに小さいものでも、
本人にとっては、
とっても大きいつもりで
希望を抱いてる時がある。
それが叶わなかった時、
人は、まわりの人が思う以上に
落ち込んだりもする。
人の幸せや成功は、
なんていうか、
世の中にあるいいものが
集まって出来上がってくるもので、
それを叶えるために、
自分で集めるっていうのは、
集めないものもあるってこと。
すーっと希望が、
自分の目の前に
延びている道のように
そこにあればいいけれど、
そういうわけにはいかないのが、
世の中っていうもの。
集めたくないものが、
自分のまわりに寄ってくる。
それは、
自然の成り行きで
そうなるものもあれば、
誰かの邪魔とかで、
そうなっちゃうものもある。
希望には、
それを阻害するものが
必ず付いてまわる。
だから、
希望にする必要もあるわけだし、
それを希望にしないと、
叶わないこともありえるから、
人間は望むことにするわけです。
今日は、何に希望を託そうか…
(参考)1Q84(村上春樹)
No.3696