私たちが今見て感じていることが
真実とは限らないんです。
現世と思っている世界とは
全く別な世界もあるかもしれない。
(asahiサイト「どらく」、片平なぎさ)
たとえば、昔であれば、
無実の人に罪が押しつけられて、
刑が課されたりしたことも
それなりにあっただろう。
その反対も然り。
ただ、今の時代も、
マスコミから流れてくる情報が、
この世界を表すものとして
本当に正しいか、と言えば、
微妙なところもある。
明らかに、
間違いだというものもある。
そういうことは、
自分のことであれば、
ハッキリと
「これは違うな」
という判断が出来るけれど、
自分のことでないことは、
意外にも容易に信じてしまう。
それが、
この世界の本当だ、
と思い込んで生きていくこともある。
それで、
大きな問題はないから、
そういうこともでいいんだろうけど、
知らないでいる、ということが、
後になって、怖いことになることもある。
世界には、
いろんな側面がある。
私たちが生きている場面は、
ほんの一部に過ぎない。
いったん、
そこから足を踏み出した時に、
別の世界が見えるかもしれない。
そういうことが現実になるかどうかは、
別としても、知らない世界がある、
っていうことを知っておくのは損じゃない。
神秘的、現実的、どちらのことでも。
(参考)魔法使いの夜
No.3709