恋をすることは苦しむことだ。…

恋をすることは
苦しむことだ。
苦しみたくないなら、
恋をしてはいけない。

でもそうすると、
恋をしていないことで
また苦しむことになる。

(映画『ウディ・アレンの愛と死』)

苦しみたくない
って思うことなら、
いっぱいある。

そのひとつひとつを
ぜんぶ排除しても、
結局、苦しみなんて
なくなるわけがない。

人間が生きている限り、
何かで苦しむんだから。

だったら、
好きなことで苦しんだ方がいい。

恋でも、仕事でも、
子育てでも、スポーツでも…

苦しみがなくなることは、
めったにない。

ひとつ消えれば、
またひとつ。

それだけ、人間が
成長しているわけだから、

苦しんでること、
悩んでることも、
ちょっとずつ進化していることに
満足して、苦しみ続けるしかないのかも。

ああ、でも、
苦しむって嫌です。

好きなことでも、
出来れば、苦しまず、
するっと通り過ぎて、
いい気分で、幸せになりたい。

好きな人のことで、
悩み苦しむなんて贅沢だ、
とか言われることもあるけれど、
人間は、苦しまない恋を
本当は、探しちゃうんです。

そう思うこと自体、
苦しみが始まる原因なんですけどね。

(参考)映画『ウディ・アレンの愛と死』

No.3872


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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