発見とは、誰もが
目にしているものを見て、
誰も考えなかったことを
考えることである。
(アルベルト・セントジョルジュ/生化学者)
同じものを見ていても、
気づく人もいれば、
気づかない人もいる。
同じものを見ていても、
気づく瞬間もあれば、
気づかない瞬間もある。
そして、
新発見と言えるところまで
考えが及ぶ人と、
考えが及ばない人がいる。
この差は、
発見できなかった人にとっては、
きっと、かなり悔しいこと。
もしも、
新しいことなんて
何にもないと言って、
ただ通り過ぎてしまったところに、
その発見の種があったりしたら、
自分の見方、
ものの考え方に、
不足があったということを
認めざるを得なくなる。
それは、現実として
不思議なものです。
まったく同じところを
通っていながら、
気づくこと、
気づかないことが
あるわけですからね。
けれども、
あることが発見できなかった、
というだけで、
落ち込みすぎる必要はないと思います。
この世界で、発見されずに
見つけられることを待っているのは、
きっと、無数に近くあるはずですから。
(参考)思わずニヤリとする言葉 本質を見抜く名言集(晴山陽一)
No.3886