コツコツと努力を続けているときは、
水面下で石を積み重ねているようなもの。
なかなか水面に出ることができず、
途中で投げ出したくなったり、
イヤ気がさすこともあるかもしれません。
それでも、一カ所にとどまって、
やり続けてみることです。
すると、あるとき、水面に
顔を出す瞬間が必ずやってきます。
(ぶれない人、小宮一慶)
即効性のあるものは、
すぐに消えてしまう。
なかなか効果の現れないものの中には、
ちょっとずつ成功が
積み重なっているものもある。
それが現れてくるまで、
待つこと、続けること。
それができるかできないかで、
自分のものになるものも変わってくる。
いつも思い出すのですが、
中国にある竹のことです。
まず、種を植えます。
もちろん、肥料と水を与えて、
育てるわけですが、
1年目は何も起こりません。
2年目も同じように育てますが、
やはり、何も起こりません。
3年目、4年目も、同様です。
しかし、5年目のある日を境に、
6週間で27メールの高さに
成長するのです。
さて、この竹が
本当に成長したのは、
この6週間だけだったのか?
それとも、その前の4年間にも
何かしら成長があったのか?
見えないところでの成長が、
積み重なっているものの
本当の価値を教えてくれる、
示してくれる。
わたしには、まだ、
見えないところに
何か成長しているものがあるかな。
あって欲しいと思う。
(参考)ぶれない人(小宮一慶)
No.3918