9回失敗しないと、なかなか…

9回失敗しないと、なかなか
1回の成功が手に入らない。

(NHKおはよう日本、山中伸弥)

iPS細胞という、
分裂して増殖することによって、
人の身体にあるどんな細胞にでも
培養していく細胞を開発した、
山中伸弥教授です。

柔道をやっていた山中さんは、
ケガをするたびに助けてくれた
整形外科のお医者さんに憧れ、
医者を目指しますが、
どうしも手術が上達せずに、
研究への道を進んだとのこと。

もちろん、それも、すんなり
うまくいくわけではありません。

何度も何度も挫折しながら、
よい環境を得ていくことができて、
なんとか成果を出すことが
できたようです。

今日の言葉、
失敗するのが仕事と思えることは、
成功するのが仕事と
思わなければいけない状況より、
たしかに、肩の荷が思い。

だからといって、
めちゃくちゃに
挑戦している振りをせよ、
というわけじゃない。

そして、実際のところ、
9回の失敗を経験するというのは、
楽なことじゃないのだ。

分かっていても、
次は成功するかな、
と多大な期待をしてしまう。

そして、失敗と分かれば、
思い入れが強い分、
ガッカリすることも少なくないだろう。

たった1回の成功のために、
9回の失敗経験を乗り越えなくちゃいけない。

人によっては、
失敗3回で済むかもしれない。
逆に、20回の失敗を見る人も、
いるかもしれない。

やってみなければ、
それは分からない。

(参考)「大発見」の思考法(山中伸弥)

No.4018

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