ライバルが強くなければ…

ライバルが強くなければ
自分も強くならない。

(松下幸之助「成功する力」)

自分が強くなるためには、
いっしょに強くなる相手がいないと、
心がどこかでだらけてしまう。

最初は、
一人でも大丈夫だと思って、
がんばろうとする。

なかには、
本当に一人の力、
ほとんど独力で、
極みに登っていける人も
たしかにいる。

けれども、戦いは長い。

ほとんどの人は、
いっしょに強くなる、
競い合える相手、
ライバルがいないと、
だんだん、だらけてくる。

叱ってくれる人がいるだけでも、
また違うけれど、

叱る人がいなくなれば、
気が抜ける。

ライバルという存在は、
大きい。

ただ、一人のライバルしか
見つめないと、これまた、
偏ってしまう可能性がある。

そのライバルにだけ
勝つ方法を身につけ、
他の誰にも通用しない、
なんてこともありえるから。

何かを極めたいなら、
ライバルがたくさんいる分野に
突入するというのもいい。

逆に、
ライバルがひしめく場所よりも、
そのライバルたちが
見落としている場所、スキマを
見つけて、そこで戦うというのもいい。

いずれにしろ、
ライバルの実力レベルを
知ることは大切なのだ。

(参考)松下幸之助「成功する力」

No.4055

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