他人の頑迷さに
悩んではいけません。
それはどうにも
ならないことで、
わたしたちの責任では
ないのですから。
(幸せをさがす日記、オグ・マンディーノ)
本当に幼い頃は、
大人の頑迷さなんてものを
考えたことはありませんでした。
中学生くらいになると、
大人の頑迷さを強く
感じるようになりました。
今思えば、それは、
自我というものが
ハッキリしてきて、
それと相容れない
相手の自我も感じるように
なったからなんでしょうね。
20代にもなると、
その相手の自我、頑迷さを
なんとかしてやろうなんて
考え出す。
だから、
悩むべきことに悩み、
悩むべきじゃないことは、
放っておくか、
かかわらずにおく、
というシンプルなことが、
なかなか出来ない。
他人がいくら
かたくなだからと言って、
自分が頭を抱えたところで、
相手に通じることは、
めったにありません。
愛を感じてもらえれば、
こちらの熱意を伝えれば、
とがんばればがんばるほど、
思い通りにいかずに、
ストレスがふくらむことも
少なくありません。
頑固な人を
変えようとして、
がんばるんじゃなくて、
あくまで、
自分ができることを探して、
それをやれるように、
自分を柔軟に変えていくこと。
これがやることだと思います。
No.4173