肝心なことは
失敗するかしないかではなく、
貴方が現にそれをなすっている、
ということだと思うのです。
(ちいさこべ、山本周五郎)
今新しいことを始めようと思い、
それをちょっとずつ始
勉強している私です。
しかし、やっぱり、
分からないことにぶち当たる。
ふだんの生活や仕事では、
分かること:分からないこと=80:20なのが、
新しいことでは、
分かること:分からないこと=20:80くらいで
まったく正反対になってしまう。
となると、
だいたい気分は、
もやもやしてきて、
このまま続けても、
結局、ものに
ならないんじゃないか、
きっと苦手だろうから、
プロレベルになるのは
難しいかもしれないな、
とか考え始めます。
とりあえず始めたわけなので、
やる前から、
失敗するかどうかを考えすぎて、
やめてしまうよりは、マシでしょう。
そこでやめてしまったら、
たしかに、もったいないですからね。
でも、やっている最中にも、
もしかして失敗するんじゃないか、
失敗したらどうしよう、
恥ずかしいな…なんて考えていたら、
せっかくのチャレンジも
楽しくない部分がふくらんでいく。
だいたい、
初めてやろうとすることが、
うまくいくほうが珍しい。
そこで、最近、思うんです。
一生かけて学ぶつもりでやったら、
いいんじゃないか、と。
そうしたら、
失敗するかどうかは、
考えなくていい。
一生かけてやるつもりですから、
何度失敗してもいいわけです。
今それをやっていることが大切。
とにかく、やっていればいい。
(参考)ちいさこべ(山本周五郎)
No.4217