どうでもいいこと…

一日に人間に
与えられた時間は、
二十四時間と決まっている。

どうでもいいことに時間を割けば、
肝心のところが削られる。
気力も削がれる。
自分にとって、
今は何が本当に必要なのか、
よく考えてみることだ。

(マエストロ、あさのあつこ)

最初から
どうでもいいことと
分かっていて
使っている時間というのが、
たしかにあります。

あと、よくあるのが、
すごく有意義なことを
やっていながら、

途中から、
ささいなことが
気になり始めたり、
こだわりすぎたりして、

どうでもいいようなことに
時間が削られてしまうパターン。

私は、よくあります。

知らず知らずのうちに、
寄り道のほうが
楽しくなっちゃう感じです。

そもそも、
寄り道のほうが
楽しいもんなんですよね。

けれど、
これまでのことを
よくよく振り返ってみれば、
過去に「どうでもよい」
と思われていたことが、

実は発展性をもっていて、
今の自分を支える事柄に
なっていたりするんです。

つまり、
どうでもいいかどうかは、
後にならないと分からないこともある、
というわけでしょう。

だから、私は、
どうでもいいようなことに
ハマり込んでしまいだしたら、

無理にでも、
「今は分からないけど、
 未来のためになるんだ」
って思うようにしています。

大丈夫かな、と不安を感じながら、
中途半端にやり続けることほど、
無駄なことはありませんから。

(参考)マエストロ(あさのあつこ)

No.4251


道は開ける(ディール・カーネギー)

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