ぜんぶ、いっぺんに
解決することなんてできやしない。
…
ひとつずつしかできない。
あれをやってる間は、これができない。
誰でもが満足することなんて、
ほんとは無理だ。
だけど、ひとつずつならやれることがある。
少しずつ進めたら、ずいぶん遠くに行ける。
「できない」を知ることは絶望じゃない。
「できる」ことからしている人が、
ずいぶんいっぱいのことを「してくれている」。
うまく言えないことなのですが、
よくばらないで、
少しをしっかりやってる人たちが、
あちこちにたくさんいます。
「ぜんぶはできない」
という当たり前のことを、
そういうもんだよなぁ、
とつくづく知ったら、
少し「できる」ようになるみたいです。
そして、少し「できる」仲間と
知り合えるみたいです。
(ほぼ日、糸井重里)
少し出来るようになる、
っていうことは、
それを続ければ、
もっと出来るようになる、
っていうこと。
少ししか出来ないっていう理解じゃ、
その先の可能性を閉ざしてしまう
かもしれない。
「今」という時間が大切だし、
その今できる「1つずつ」も大切。
「もっと後に」
できるだろう「大きなこと」に
期待しすぎるのは現実的じゃない。
今を少しずつ進めることが、
いつも大切なんだと思います。
未来に大きく進む予想を、
いくら描いても、
今できることを始めていなければ、
何も起こらないのです。
「今」と「1つずつ」を大切にし、
がんばろうとしている人と
仲間になれたら、かなりいい。
(参考)ほぼ日(糸井重里)
No.4399