驚くべきことが、
いかにあっという間に
驚くべきもので
なくなってしまうか。
人々がいかに早く
それを当然のものと見なし、
ほかの新しいものを追い求めるか。
(スノードーム、アレックス・シアラー)
驚かされたことが、
いつまでも驚かされることじゃない。
驚かした方は、
いつまでも驚いてもらえる期待を
もつけれど、ホントに、
あっという間に、普通に扱われてしまう。
そりゃそうだ、
自分だって、
他人のことについては、
ずーっと驚いているわけじゃない。
あっという間に、
普通のことになる。
だとしたら、
他人が自分のことについて
「普通」の反応しかしなくなるのを、
惜しんでいる場合じゃない。
次の驚きを作る準備に
とりかかればいい。
思うのですが、
人間が飽きやすいように
出来ているのは、
きっと、人生に
退屈しないためなんだ、と。
だから、
人よりも飽きない人は、
感動や驚きが長く続く分、
新しいことを追い求めなくてもいいから、
出会いも少なくなるかもしれない。
一方、飽きる人は、
新しいことを頻繁に追い求め、
出会いも増えることでしょう。
いずれにしろ、
人間、いつも、どこかの面で、
新しくなれるようにしたいもんです。
(参考) スノードーム(アレックス・シアラー)
No.4421