私たちは
「心より大事なものがある」
「心にこだわりすぎると
ロクなことはない」
ということに気づかされる。
(日本人の心はなぜ強かったのか、齋藤孝)
昨日は午前中いっぱい、
雪下ろしをしていたせいか、
やっぱり、今朝、
布団で身体を起こしたときには、
筋肉痛の感じがありました。
雪下ろしを終えて、
すっきりきれいな屋根になってるので、
心地よい筋肉痛です。
雪下ろし程度で、
すっきりするような心なら、
いくらでも
雪下ろしをしますが、
どうあがいても、
心がすっきりしない
気がかりなことも、
人生には起こります。
そこを気にして、
どうしてもどうしても
すっきりさせようという願望に、
とらわれすぎると、
ますますスッキリしない時間が
長びくっていうこともあるように思います。
それは、
心が何より大事、心を見つめよう、
っていうスローガンに侵されすぎると、
間違った価値観を持っている場合は、
かえって危うい状態になるってことでしょう。
正しい価値観があっての、
正しい判断ができる心。
自分の心の思い通りに
スッキリしたい価値観では、
人生うまく生きられない。
心がスッキリすることばかりの
世の中、社会、人生じゃない。
ちょい曇り空の心でも、
青空が見えるだけいいじゃないか、
っていうくらいがちょうどいい。
すっきり快晴の青空なんて、
年に何回しかないでしょ、
お天気も、心も。
No.4570