わかっている、
わかっていると
思っているために、
わからなくなっている。
(美しく怒れ、岡本太郎)
自分を見ていると、
分かっていないことより、
分かっていることの方が、
受け入れやすい。
だから、
どちらかというと、
分かっていることの方から、
取りかかる。
けれど、そのうち、
思っていたほど
分かっていなかった、
という事実にぶち当たる。
そういう事実をすぐに
認められればいいのだが、
もしも、
うまくいかない、
おかしいなぁ、
わかっているはずなのに…
という考えから抜け出せないと、
どんどん、泥沼に
ハマっていってしまう。
いままでの、
失敗から抜け出せなかた経験を
思い返してみると、
「まだ分かっていなかった」
ということを認めなかったばかりに、
同じことを何度も何度もくり返して、
時間だけが過ぎていってる感じ。
そういった失敗を
塗り替えるには、
「分かっているんだ」
という自負じゃなくて、
そうか、分かっていなかったんだ、
という自覚が必要なんでしょう。
たとえ、今分かっていても、
どこかに、分からないことがある。
それ、忘れちゃいけないな。
(参考)美しく怒れ(岡本太郎)
No.4580