人は誰しも失敗を恐れる。
というより、失敗した時に
人から笑われるのを恐れる。
(ヒート、堂場瞬一)
失敗を気にしないで、
伸び伸びやれることは、
とても大切なことだと思う。
もしも、環境として、
失敗しても、怒られたり、
責められたりすることもなく、
何も恥をかかなければ、
失敗なんて、怖くない。
けれど、
失敗する重みもなくなって、
ダメ人間は、もっと
ダメダメになっちゃうかもなぁ。
失敗の責任を
とらされないのは、
とても気楽。
けれど、
それだからって、
無責任な行動ばかり
されたんじゃあ、
まわりの人にとっては
迷惑このうえない。
考えようによっては、
失敗の責任がないってことは、
ある意味、
成功もないような感じに
なってしまいそう…。
自分は何の努力もしないで、
失敗した者を笑うってのは、
たしかに、いいことじゃない。
けれど、
失敗して、笑われる者は、
そういうことで強められ、
成長できるんだろうなぁ。
笑われても笑われても、
あきらめない、
失敗にへこたれない、
そういう人間になれるか、
試されているんでしょうね。
(参考)ヒート(堂場瞬一)
No.5521