生きることは変わることだ。
(風の谷のナウシカ、宮崎駿)
このままがいい、
変わりたくない、
と思っていても、
時間が過ぎていけば、
望むと望まぬに限らず、
変化の波に呑みこまれていく現代。
そして、
変化してみて
しばらく経ってみれば、
「変化」は良かったんだ、
と気づかされる。
それでも、やっぱり、
自分から変化を起こす、
っていうのは、
けっこう大変なこと。
だから、
知らず知らずのうちに、
保守的になっていて、
また別の変化に呑みこまれるまで、
変わることから逃げていたりする。
何度も何度も、
その繰り返しをしても、
なかなか変われない。
けれど、
変わらされてはいる。
結局、生きるってことは、
問題が起こるのを待って、
変わらされるか、
自分から進みたい方向を
見つけ出して、
自分から変わっていくのか。
そのいずれかなんですよね。
ただ、そこでも、
落とし穴がある。
自分では変わっているつもりでも、
能力に対して余裕がありすぎて
心が揺さぶられるような変化でないと、
やっぱり、変化の波が来るんですよ。
生きるのは本当に変化ですね。
(参考)風の谷のナウシカ(宮崎駿)
No.5553