安定するというのは、
いいことです。
でも、すっかり
安定しているということは、
変化がないということでもあります。
「安定している、変化がない」って、
結構なことじゃないですか
とも言えます。
でもね、それって実は、
「止まって・終る」直前の状態
とも言えます。
(ほぼ日[2012.6.1]、糸井重里)
自分にとって
いい感じだ、
幸せだなぁ、
成功しているぞ、
って言えるような状態が
続いて欲しいなぁと思います。
けれど、現実には、
そういうことは
長続きしない。
だからこそ、あくまで、
そういう状態を求めて求めて、
がんばろうとしているのが
人間かもしれない。
そして、時折、
お、いい感じで安定してきた、
と思えるような時がやってくる。
ああ、よかったぁ、
と安心したくなる。
もう、このままであってほしい、
これからは、そんなに
頑張らないでいたいなぁ、
なんて淡く思ってみたりもする。
すると、人は、
それを思ったこと自体が、
いい状態、幸せな状態、成功状態
から遠ざかってしまう原因を
つくっていることになる。
結果が状態を
つくっているんじゃない。
思いが状態を
つくっているのだから。
(参考)よりぬきほぼ日Pさん
No.5574