対抗ではなく、…

対抗ではなく、
対応するのです。
感情的になってはいけません。

(マスカレード・ホテル、東野圭吾)

ケンカをしたいなら、
対抗すればいい。

言いたいことを言って、
相手を打ちのめして、
スッキリしたいなら、
やっぱり対抗すればいい。

けれど、
少しでも思い通りの方向に
持っていきたいなら、
対抗などせず、
うまく対応する道を
見つけた方が賢明だ。

人生、
うまくいかせたい思いと、
スッキリしたい、
ハッキリさせたいという思いが、
いつも重なるとは限らない。

一方を通せば、
もう一方が犠牲になる。

結局のところ、
何が欲しいのか。
何を求めているのか。

そういうことなのだ。

自分ひとりの
がんばりだけで
目標が達成できることなら、
まだいい。

けれども、
もしも、誰かといっしょに、
あるいはチームとして、
がんばらなければいけない場合に、

いっしょにがんばる仲間のはずが、
いつの間にか対抗心が強くなりすぎて、
チームとして成り立たなくなってる、
という場合がある。

お互いに切磋琢磨するライバル心までなら、
歓迎すべきものだが、いつまでも
消えそうにない対抗心になると、
始末に負えない。

対抗するより、対応する。
私にとっても大切だな。

(参考)マスカレード・ホテル(東野圭吾)

No.5579


道は開ける(ディール・カーネギー)

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