真似できない仕事をする人ほど、
どこまでが真似が可能で、
どこからが真似ができないか
をわかっています。
すぐに真似されて
しまうような仕事しかしていない人は、
逆にその辺のことを
よくわかっていないのかもしれません。
(まじめの罠、勝間和代)
世の中、
誰でもできる仕事を、
誰もがやるようにしか
やっていないと、だんだん
「不要だ」みたいな
言われ方をする時代です。
科学技術のおかげで、
そのような仕事の一部は、
機械やコンピュータに
取って代えられるものさえあります。
誰でもできる仕事を、
真似されないような方法でやる、
っていうのは、
ヘタすると、
誰にも分からない仕事に
なってしまう可能性もありますが、
仕事の本質を
理解することができれば、
真似されない素敵な仕事にも
変えられることもあります。
たとえて言えば、
こんな食べ物も、
ちょっとした工夫で
こんなにおいしくなるんだ、
みたいな感じでしょう。
物事の本質ってのは、
ただ真面目にじーっと
見ていれば分かるというものじゃない。
仕事をする人間の根本に、
改善する意識とかがないと、
真似できないことを
作り上げるというのは、
できないんだと思う。
(参考)まじめの罠(勝間和代)
No.5666