勝負とは不思議なもので…

勝負とは不思議なもので
勝って力を落とす者もいたし、
負けて一段と力を得る者もいた。

(密命・相剋―陸奥巴波、佐伯泰英)

勝つことも、
負けることも、

次につなげるかどうかは、
人それぞれの問題。

なにがなんでも、
とりあえず勝てばいい、
という気持ちで挑んだ時は、

勝ってしまえば、
そこで終わり、みたいな感じで、
何も学ばないで通りすぎちゃってる
ように思います。

一方、
その自分に負けた相手は、
次は負けないぞっていう決心で、
その勝負を振り返り、
すぐに準備や鍛錬を
スタートしていたりする。

そうであれば、
やっぱり、次は、
負ける順番になるんだな。

そして、
負けて初めて、
また、やる気になるか。

それとも、
あきらめたり、
次にチャレンジすることを探すか。

勝ったり、負けたりするうちに、
人は、自分が本当に欲しいものを
探すんだな。

そうやって見つけられたら、
それを求めればいいし、

勝つことも、
負けることにも、
関心がなければ、
ほかのものが大切なんだろう。

結局は、勝負に力を注ぐか、
勝負以外のことが好きか、
ってことなのかな。

(参考)密命・相剋―陸奥巴波(佐伯泰英)

No.5685

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です