世の中は捨てたもんじゃない。…

誰かが、
そうやって戦っている以上、
世の中は捨てたもんじゃない。

そう信じることが
大切なんじゃないだろうか。

(ロスジェネの逆襲、池井戸潤)

みんながみんな、
それぞれの戦いを
がんばっている。

けれど、
それが見えないから、

おかしなことに、
いっしょに戦う仲間なのに、
あたかも、
相手が敵であるかのように
同士に向かって
戦っていたりします。

たしかに、
敵はいる。

けれども、
目の前にいる人みんなが、
自分の敵じゃない。

戦う社会のなかに
身を置いていると、
そんな勘違いを
しそうな空気さえ
あるように思います。

もしかしたら、
そういう社会と
戦うことこそが、
本当の戦いかもしれない。

それは、
なにか反社会運動とか、
政治活動をすることじゃなく、

そういう社会において、
自分のなすべき使命というか
仕事を見つけることなのでしょう。

そんななか、
自分だけが頑張っても、
どうにもならない。
そう思うこともあるかもしれない。

それは、楽になるし、あきらめもつく。

けれど、ホントに、それでいいのか?!

っていうこと。

(参考) ロスジェネの逆襲(池井戸潤)

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