「あたりまえ」の反対語…

あなたは
「あたりまえ」の反対語が
何かご存じでしょうか。

それは「ありがたい」です。

(絶対達成マインドのつくり方、横山信弘)

今までと同じレベルで
がんばるのは当たり前で、
それ以上できなくちゃ、
評価はされないよ、
というのが企業社会の
「当たり前」のように思われます。

たしかに、
責任感をもつべき大人には、
それでいいかもしれない。

しかし、
これと同じ思考で、
子育てに向き合うと、
だいたいは壁にぶち当たる。

子どもは、
昨日と同じことをしたとしても、
それがいいことなら、やっぱり、
そのがんばりをほめてもらうことを
期待している。

昨日と同じことしか、
やらないなら、
世の中じゃ社会じゃ
生きていけないよ、
と教えたところで、

その社会そのもののニーズすら、
子どもは分かっていない。

下手をすれば、
がんばっていることの意味すら、
分かっていない可能性は大だ。

そうなれば、
強く願う自分の目標意識とか、
向上心、好奇心でもない限り、

「ほめてもらう」以外の目標は、
心の抱けないのだ。

そういう人間、子どもの方が、
世の中には多いのだ。
それこそ、当たり前のことだろう。

がんばって当たり前じゃなく、
がんばってくれるあなたが居て、
私は「ありがたい」。

そんな気持ちを忘れないようにしないと、
せっかくのがんばりの芽をつぶしてしまう。

そもそも、家庭は、
社会について教える場ではあっても、
企業社会そのものじゃないのだから。

(参考)絶対達成マインドのつくり方(横山信弘)

No.5724

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です