心があるかぎり
言葉は生まれ、
言葉があるかぎり
ひとは心を表現する。
傷つけるためではなく、
わかりあうために。
(本屋さんで待ち合わせ、三浦しをん)
朝から晩まで、
何かしゃべってる自分は、
意味のあることを
言っていれば、
意味のないことも
言っている。
分かってもらいたくて、
伝えたくって、時には、
ただしゃべりたい発作のように、
いっぱいの言葉を、
いろんな言葉を、
人は発している。
本著には、こんな言葉もあった。
「怒りの大半は、
『理解できない』『理解されない』がゆえに
生じる気がします。
『相手を知りたい』『自分を知ってほしい』
という願いを諦めてしまったら、
怒りすら湧かなくなるでしょう。 」
心の思いが
正しいから、
強いから、
必ず伝わるもんでもない。
だから、
伝わる言葉があるから楽しくて、
伝わらない言葉もあるから
がんばってみたくなる。
人は、
どう伝えればいいんだろう、
と考えながら、
時には長い時間もがきながら、
心の言葉を探していくんだね。
No.5789