決まった運命などないのだ。…

決まった運命などないのだ。

(アラミタマ奇譚、梶尾真治)

運命という言葉を
使わなくても、

何か起こった時に、

「ああ、この先、自分にはいいことがない」とか、

「どうしよう…、これじゃあ、人生終わりだ」とか、

「なんで、こうなっちゃうんだろう、いつもだ」

なんて思うことが、
自分を運命づけていることだと思う。

場合によっては、
何も起こらなくても、

誰か特定の人と話すだけで、
そんな気分にさせられることがある。

その人を、
悪魔とか呼びたくはないが、

話すだけで、
運命づけられたような、
暗い気分に引き下ろされるような、
重荷を負わされたような感じにさせる人は、

その人自身の心に宿った、
マイナスのパワーがすごいんだろう。

何も起こっていないのに、
それだけの影響力があるのだから…

自分だけでなく、
他人にもそのような、
良くない運命づけの気分を
(スーパーマイナス思考)
与えてしまう人とどのように付き合うか。

これは、重大な問題だ。

付き合わない、遠ざかるくらいで、
済ませられる人間関係なら、いい。

しかし、困るのは、
自分の親だったり、兄弟姉妹だったり、
伴侶や子供だったりする場合だ。

そして、意外にも、
そういう身内の人間関係で、
心が軽くならずに苦しんでる人は、
多いように思う。

運命づけられそうなった時の、
一時的逃げ場所をつくっておいた方がいい。

(参考)アラミタマ奇譚(梶尾真治)

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