夢は、伸ばした手の
1ミリ先にあるんだよ。
たった1ミリ先にあっても、
実際に触れられなければ、
遠く先にあるように思えてしまいます。
自分はチャンスを
掴むことができないんだ、
と不安になりますよね。
でも、そこで挫けて
手を伸ばすことをやめてしまうと、
永遠に夢を掴むことができないんです。
(逃げない―13人のプロの生き方[秋元康]、小松成美)
夢そのものも、
夢を語る言葉も、
実体はない。
まだ叶っていないから、
本当のところ、それは
どこにも見えない。
だとしたら、
叶っていない「夢」や
それに対する「思い」は、
まったくムダかと言えば、
それに向かって、
人を突き動かし、
必要な努力をさせているなら、
それは、とっても意味がある。
努力が始まるまでは、
どれだけ言葉を並べても、
あまり意味がないだろう。
とにかく、
具体的に動くことでしか、
夢や目標には近づけない。
言葉は、おそらく、
一時的な道具。
いい意味でも、悪い意味でも。
「あともう少し」と、
どれだけの言葉を
かけたとしても、
そのあともう少しの一歩を、
ちゃんと進まないいけない。
熱すぎるだけの思いも、
冷めた思いも、うまくない。
とにかく、動き始める。
それだけ。
No.5846