たんにわかりやすかったり、
ただ楽しかったりする伝え方だと、
相手の中に何も残らない可能性がある。
もちろん、
わかりやすいとか楽しい
といったことも大事なのだが、
それ以上に、「相手に残る」ことが
重要だと思っている。
つねに「伝えたあと」のことを
意識するのだ。
(深く伝える技術、伊藤真)
教える経験というものは、
誰にでもあると思うが、
私の例でいうと、
こんな感じだ。
社内研修の講師、
パソコン教室のインストラクター、
卓球部のコーチ、
親としての子育て、
夫としての妻育て?、
日曜学校の教師、
宣教師など。
人に何かを教える際に、
すぐに忘れられるのは、
つまらない。
というか、
覚えてもらわないと、
意味が感じられなくなる。
また、できれば、
教えている時間は
楽しくあってほしい。
しかし、
飲み込みが悪いと、
教えているこっちは
イライラしてくるから、
ストレスにもなる。
相手がそれを感じると、
相手も楽しくなくなるだろう。
ただ、そんな経験を
積み重ねながらでもいいから、
教えたこと、伝えたことが、
心にしっかりと
残ってくれたら、やっぱり、
うれしい。
残るように教えるのは、
技術だな。
(参考)深く伝える技術(伊藤真)
No.5891