約束を果たすには力がいる。
どれほど固く交わされた誓いも、
どんなに強い思いでさえも、
それだけでは何の意味もない。
実現させるには、
実現させるに足るだけの
力が必要になる。
(約束、村山由佳)
ちょっとがんばれば
できそうなことを約束するのと、
いまの段階では
どうやったら果たせるか
全く見えていない約束をするのでは、
背負う気持ちが違う。
できそうなことは、
日時でも、手段でも考えて決めて、
それを行動に移せばいい。
しかし、
見えていないことは、
気合だけで始めようとするか、
まずは必要な情報を
集めるところから始まる。
気合、熱意、期待…
人はこういうものが好きだ。
もちろん、悪いものじゃない。
しかし、それがあるからこそ、
ちゃんと情報を集めて、
立ち向かうことが必要な時もある。
情報を心を萎えさせるために
使うんじゃなくて、
前に進むための力にするために。
まず、知らなくちゃいけないことも
あるんじゃないかな、気合の前に。
(参考)約束(村山由佳)
No.7091