人がその一生を…

人がその一生を
終えたのちに残るのは、

集めたものではなく、
散らしたものである。

(人間の原点、三浦綾子)

一人勝ちをしている人を見ると、
ちょっと「ずるい」気がします。

ところが、自分の中に
「一人勝ちしたい」願望がないか、
といえば、

「ある」と認められます。

誰かに一人勝ちされるのは、
イヤだけれど、
自分は一人勝ちをしたい。

勝手な心境です。

そこそこ勝って、
負ける時もつくる。

スポーツでいえば、
重要な大会では勝つけど、
ささやかな大会、練習試合では、
負けてあげる、
みたいな感じでしょうか。

勝ち負けについては、
そんなに器用にできるわけでは
ありません。

勝ち負け以外の場面では、
自分だけが得しないように、
分けられるものは分ける。

そもそも、時間も命も、
手に入れたものも、
自分だけの物と思わず、
この短い生涯の預かり物と考えれば、
分けられるかもしれません。

(参考)人間の原点(三浦綾子)

No.7203

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