赤ちゃんにあるのは
「生きたい」という思いだけです。
でも、生まれてきても、
とうてい自分一人では生きられません。
一人では生きられないのに、
人間はみな、
生きると確信して生まれてくるのです。
この世界を信じて生まれてくるのです。
なにかが自分を受け止めてくれると
信じて生まれてくるのです。
(寄る辺なき時代の希望、田口ランディ)
周りがどれだけ生かそうと
がんばったり、励ましても、
本人に、生きたい気持ちがなければ、
なんともならない。
同じように、
周りが才能を伸ばしてあげようと
どれだけ手をかけ、励ましても、
本人に、その才能を伸ばしたい願望が
なければ、これもどうしようもない。
本人の人生を決めるのは、
結局のところ、本人なんだな。
まわりが、
どれだけ評価していても、
本人のスイッチが入らない限り、
その先へは進めない。
そんな相手を見て、
歯がゆい思いをすることも、
多いものです。
No.7267