幸せだから笑うのではない。
笑うから幸せなのだ。
(アラン[下りのなかで上りを生きる、鎌田實])
苦しいついでに笑う、
なんてことが出来たら、
生きるのは、
もっと気楽になるかもしれない。
悲しいついでに笑うとか、
痛いついでに笑うとかも…
人は楽しい時とか、
面白い時とかしか
笑わないクセがついているから、
他のタイミングで
笑えなくなっているのかな。
もし、そうだとしたら、
なんか、もったいない。
それほど、
大きなことじゃなくても、
仕事でうまくいかないことが
続いたり、
何人かの人に怒られたり、
拒まれたりすると、
人はやっぱりへこむ。
そんな時に、
ボランティアでも何でも、
ささいなことで誰かの役に立ち、
ありがたがってもらえた時、
感謝してもらった時、
「受け入れられた」という気分で
心が満たされ、人は癒される。
それは、人に受け入れられたことも
大いに関係あるだろうけど、
それを通して、
自分が自分を受け入れたことが、
一番の癒しなんじゃないかと思う。
自分を笑える自分は、
それができた証拠かもしれない。
No.7381