人生の楽しさが
喜怒哀楽の総量だとすれば、
いろいろなことに挑戦したほうが
人生はより楽しくなります。
(「働き方」の教科書、出口治明)
同著には、こんな言葉もある。
「苦しいことや悲しいことに
直面したとき、
楽しいことや嬉しいことが
それを癒やして
人間性を回復させてくれると
考える人がほとんどだと思います。
でも僕はそうは思いません。
苦しいこと、悲しいことは、
時間が経てば
いい思い出になるからです。」
これまでの
いやーな経験とか
苦しかった時間を思い返してみると、
たいへんだったなー、
という思いもあるけれど、
よく乗り越えたなーあの時を、
という感じの方が強い。
おそらく、
今苦しいと思っていることも、
あと数ヶ月もすれば、
あるいは数年も経てば、
そう思えることのリストに
入るだろうと考える。
そういうリストが何もなければ、
自分の人生も人間性も、
「自分のものだ」と言えるものが
何もなくなるんだろうな。
人生は、嫌なことも多いけれど、
本当にありがたいものと
思うしかないな。
(参考)「働き方」の教科書(出口治明)
No.7410