自分のメンツなどというものに
縛られていたら、本当に
見るべきものと向き合えません。
(「ザクとうふ」の哲学、鳥越淳司)
「人にどう思われようが、
私は気にしていないよ」
というセリフそのものが、
気にしている表れかもしれません。
そもそも、気に仕方が、
人それぞれでしょうから、
なかなか分かりにくいはずです。
気にしているようで、
気にしていない。
気にしていないようで、
気にしている。
また、気にしていても、
人によって、まったく
反対の行動をとることもあるでしょう。
本人ですら、自分が
気にしていることを自覚するのは、
ずーっと後になってから、
ということもあるのです。
それだけ、心は、
自分に都合の悪いものを
うまく隠せるということでしょうか。
他人にだまされることよりも、
自分にだまされないようにすることに
気をつけたほうがいいかもしれない。
(参考)「ザクとうふ」の哲学(鳥越淳司)
No.7419