明快に言うよりも
曖昧に言った方が
実は正確なんだということが
たくさんありますよ。
(ガセネッタ&シモネッタ、米原 万里)
曖昧にしか分からないことを
ハッキリ言ってしまうと、
言葉だけが一人歩きして後で困る
ということがあります。
しかし、「分かる」というのには、
いろいろなレベルがあって、
勝手に「思い込んでいる」だけで
分かった気になり、
堂々とハッキリ言えてしまう人もいれば、
事実関係も何もかも分かっているのに、
相手のことを配慮して(恐れて?)、
曖昧に言う人もいます。
自分がどれだけのことを分かっていて、
相手に対して、どのように言うべきか、
っていう正解を探すのは、難しいもんだな。