人は時として偶然としか思えないような
真理との出会いを経験する。
しかし、ほとんどの人がそのことに気づかず、
何事もなかったかのように、
また慌ただしい生活を続ける。
(心に残るチャーチル物語、ケイ・ヘイル編)
たとえば、
「物が落ちる」という真理は、
これまで何世代もの人間が見てきた
当たり前の出来事。
しかし、それが法則だと
発見(?)したのは、ニュートンだった。
また、生き方について言えば、
何世代もの人々がいろいろな発見をし、
教え、警告を与えている。
しかし、それでも、
人々は、失敗を通してしか、その真理を
学ばなかったりする。
論語で、孔子がこう言っている。
「生まれついての物知りは一番上だ。
学んで知るのはその次だ。
ゆきづまって学ぶ人はまたその次だ。
ゆきづまっても学ぼうとしないのは、最も下等だ。」
学ぶための出会いをしている日々。