空間や時間は、情報のいれものにすぎない。

空間や時間は、
情報のいれものにすぎない。

(情報の文明学、梅棹忠夫)

情報っていうと、
何かしら無機質なイメージがあるけど、
ちょっと違うと思う。

情報を、人から、あるいは人を通して、
発されるメッセージだと
理解した方がいいと思う。

そう考えれば、情報って、
人がつくったり、人が発見したことから
出てくること。
時には、雄大な自然を目の前に、
偉大な存在から発せられるメッセージに
出会うこともあるかもしれない。

いずれにしろ、
それが、私たちの目の前にある空間に
見えるすべてのものと、
私たちが過ごす現在、過去、未来に
いっぱい入っている。

だから、私たちは、
そのものとか、その出来事とかよりも、
その裏にあるメッセージ(あるいは思い出)
への思いの強さによって、
大切にしたり、そうしなかったりする。
(あるいは、買ったり、売ったり、捨てたり…)

空間や時間に、
いろんなメッセージ(情報)があると思い始めれば、
日々、いろんなことに気づけると思う。

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