松明は足元を照らすもの。
遠いほうをみるときは、
かえって、その光がじゃまします。
そんなとき、私たちは、
ワザと松明を消すのです。
(光に向かって100の花束)
たいていの人は、暗闇に居ると戸惑う。
身近に危険がないか、
足元は大丈夫か…と。
で、光があると、やっぱり安心する。
目標や褒美も、まず目の前にあるものを
目指して、手を伸ばそうとする。
しかし、それが人生の罠だったりすると、
先々に、危険が待っている。
つまり、そんな時は、
目の前にある「光」こそ、危ない。
自分が一人になって、
四方八方が真っ暗闇になった時、
もし、遠くにかすかな光が見えれば、
目指すところはハッキリわかる。
光り方のおかしい光に、気づきたいものだ。