信心には証拠はありません。
証拠を求むるなら
信じているのではありません。
(出家とその弟子、倉田百三)
人を信じる、何かを信じる、
そんな時に、人は確信を求めてしまう。
信じる前だから、確信などあるわけないのに…
信じる前には、信じたいか、信じたくないか、
この二択しかない場合が多い。
大切なのは、
信じたいか、信じたくないか、それだけ。
証拠がないなら、
何も信じないというのであれば、
恐らく、人が信じられるものは、
世の中に、いくつとないことでしょう。
しかし、信じるもの(人)がなければ、
心も生活も豊かにはなりえません。
人は、無意識に、それを知っています。
はじめは、証拠ばかりを求めたとしても、
求めること自体に、時々、
時間や労力のムダがあることに気づき、
「信じる」ことの意味が分かってきます。
信じる気持ちって、本当に大切です。
何歳になっても育てましょう。
たとえ、信じれなかった時間が長いとしても…