「問題点を突きつけられたが、
同時に夢も持てた」
と思ってもらうようにするのが、
これからのトレンドである。
(コンサルティング能力、佐々木直彦)
テレビやマスコミの報道を眺めていれば、
政治家でも、評論家でも、
問題点だけは、ちゃんと見せてくれる。
しかし、人間は、
あんまり問題点だけ見せられると、
消化不良をおこして、
気が滅入ってしまうこともある。
重箱の隅でもつっつくように、
指摘を繰り返す人。
ささいなことでも気に入らないと
怒り出す人。
出来ない理由ばかりを
並べ立てる人。
そんな人ばかりが周りにいたら、
誰だって、気が滅入るどころか、
夢さえ、持てなくなります。
何か問題を見つけて、
それを突きつける際に、
それを乗り越えた後にどんな夢を持てるか、
考えてから、口にしたほうがいいかもしれません。
問題点を、格好良く
捨てぜりふのように
言い捨てることは、
誰にでも出来ることでしょう。
そんな人間なら、もう、
うさんくさいほど居る。
そして、もう要らない。
必要なのは、
問題点と同時に夢を与えられる人。
これは、言い方の問題だけじゃあ、ありません。
問題点のどこを見ているかの問題です。