この諺には、真実がある。
「人に対して正しく賢明な助言をすることはできる。
しかし、
自分が正しく賢明に振る舞うことはむずかしい。」
(アインシュタイン)
いい言葉を見つけようと、
それを伝えようとして、
「じゃあ、自分はどうなの?」
と自問してみると、
たいした行いもできていず、
単なるコレクターにすぎない気もしてきます。
助言が求められている時に
何かを言うのは、確かに必要でしょう。
しかし、ただ、聞いてほしい、
という場合もあります。
助言が求められていない時の助言は、
迷惑がられることが多いです。
たまに、その場では素直に受け入れられないが、
あとで、思い出してもらえる場合も、
あるかもしれません。めったにないでしょうが。
希望としては、
その場で素直に受け入れてもらう、
ということでしょうが、
自分自身がそうだったかを考えれば、
やはり、それは奇跡的なことのようです。
少なくとも、自分が学べばいい、
そういう心持ちが必要な気がします。