決定を下すときに、
「ほかの人はどう思うだろうか」ではなく、
「自分は自分自身をどう思うのか」と
問うようにしましょう。
(トーマス・S・モンソン)
自分が行おうとすることの是非を
自分以外の目から見たらどう映るか、
人によって、その多少に差はあるでしょうが、
納得して行動に移りたい人間は、
そんなことを考えるものです。
そして、幾度かそんなことを繰り返していると、
「ほかの人」が賛成するから良いとか、
「ほかの人」が賛成しないから良くない、
という公式が成り立たないことを、
ほとんどの人が理解していきます。
多数決じゃないわけですから…
そういう状況は、ハッキリとした自分を
見いだせない人にとっては、
じゃあ、「自分の好きなようにする」
っていう安易な考えに至らせる可能性もあります。
最後に問いかけた先の自分自身が、
確立されていないと、その答えは、
少し、危ういかもしれません。
だから、「自分は自分自身をどう思うのか」
この問いに対して、ちゃんと答えられる自分。
「ほかの人はどう思うだろうか」と考えるも、
冷静に考えられる自分。
その両方をカバーできる自分に到達するには、
努力できる自分が、必要な気がします。