年をとるということが既に、
新しい仕事につくことなのだ。
すべての事情は変わって行く。
われわれは活動することを全然やめるか、
進んで自覚をもって、
新しい役割を引き受けるか、
どちらかを選ぶほかない。
(格言と反省、ゲーテ)
この発想を、いくつになっても身につけていたい。年をとることがワクワクしてくる。年を重ねるたびに、既得権を守るかのように今していることを「守る」という考え方では、前に進めなくなる。すべての過去を捨てる必要はないが、年を重ねるほどに自分は古くなっていくと思うよりも、新しいことに携わっていけると考える方が、絶対に幸せだ。
「新しいことについていけない」という感覚は、能力や体力の問題もあるだろうが、それ以上に考え方の幅の問題が大きいのではないかと思う。現時点では、こう思っているし、信じていたい。