時間をケチケチ

時間をケチケチすることで、
ほんとうはぜんぜんべつのなにかを
ケチケチしているということには、
だれひとり気がついていないようでした。
じぶんたちの生活が日ごとにまずしくなり、
日ごとに画一的になり、
日ごとに冷たくなっていることを、
だれひとり認めようとはしませんでした。

(モモ、ミヒャエル・エンデ)
 

豊かになるとは、
心が入り込んで、
いろんなものが出てくること。
心を入れ込まないで、
効率性を求めるばかりだと、
だんだん、貧しくなってくる。
豊かになるために、
時間をつくったというのに、
その時間をつくるために貧しくなってしまう。
現実にも、ありえそうです。