にんげんはねぇ、人から点数をつけられるために…

にんげんはねぇ、
人から点数をつけられるために
この世に生まれて
きたのではないんだよ。
にんげんがさき、
点数は後。

(点数、相田みつを)

人間が、人に比べられずに、
人に点数をつけられずに、
生きることなんて、まずムリだろう。

生きていれば、
いつか、必ず、どこかで、
そんな経験をする。

でも、その点数を見て、
自分の対応をどうするかは、
いろいろ決められる。

いちおう参考にする、
全く無視する、
怒るまたは喜ぶ、などなど…

どんな対応でもいいと思う。
それに縛られ続けなければ…

縛られれば、
それに振り回される。
縛られなければ、
点数以外の生き方も持てる。


こころの処方箋(河合 隼雄)

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