どっちを選んでいいか分からないときは、…

どっちを選んでいいか分からないときは、
自分がやるべきほうを選んでおくんだ。
そういうときはどっちを選んでも
必ずあとで後悔する。

やるべきことを選んでおけば、
やるべきことを放棄しなかったぶんだけ、
後悔が軽くてすむ。

(十二国記『月の影 影の海』、小野不由美)

のちのち後悔の少ない方を選ぶ、
簡単なように思えて、
実はそれでさえ、難しいように思う。

なぜなら、「やるべきこと」には、
社会とか周囲から思い込まされていることと、
自分の本当の生き様として必要なことの
2つがあるから…

ほとんどの場合、
前者はよく見えるが、
後者はなかなか見えにくい。

人は、その狭間にあって、思い悩む。

だから、人には、逃げ道として、
「やりたいこと」がある。

「やりたいこと」と「やるべきこと」が
うまく重なった時、人はものすごい力を
出せるように思う。

しかし、相反する場合、
また、人は悩む。そして、後悔もする…

そもそも、人が後悔しないことなんて、
やっぱりない。

体は一つ、心も一つ、
それら2つのセットが
選んで進める道も、やはり1つだけ。
だから、選ばなかった他の道を考え出したら、
後悔することは多いはず。

「生きている限り、後悔はするもの」
そう思い定めて、生きることが出来たら、
気が楽になり、もしかしたら、
後悔も少なくなるかもしれない。

【参考】
ゆとりの法則(トム・デマルコ)


道は開ける(ディール・カーネギー)

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