あたし、今朝は、
絶望のどん底にはいないの。
朝はそんなところにいられないわ。
朝があるって
ほんとにすばらしいことじゃない?
(赤毛のアン、モンゴメリ)
ひと眠りしたら、
幕がまた開けたら、
忘れなければいけない気持ちがある。
また、忘れちゃいけない気持ちもある。
それは、そのほうが、
幸せに近づけるから、
そして、成功にも近づけるから。
多分、最初は、
忘れたほうがいいことと、
忘れないほうがいいことの違いは、
なかなか分からないだろう。
でも、心の軽さだけは、
誰にでも感じられるんじゃないだろうか。
軽くなった心を、
わざわざ重くする必要はない。
怒り、憎しみ、落胆を再び、
招きよせる必要はない。
そんな暇を、心に与えちゃいけない。
大切なのは、新しい朝。
今から始まるこれからの時間。
朝があることって、
ほんとにすばらしいこと。
冬の次に、春があることも。
入口の先に、出口があることも。
失敗の上に、成功があることも。
不幸の後に、幸せがあることも…
だから、心を軽くしましょう。
【参考】
奇跡の人(真保裕一)