私たちは年をとるから
遊びをやめるのではない。
遊びをやめるから年をとるのだ。
(ジョージ・バーナード・ショー?)
年をとったなぁ、
と見える人は、
結局そうかもしれない。
何もはしゃぐことばかりを
言っているんじゃない。
遊びをちゃんと理解している人は、
いろいろな方法で楽しんでいる。
あんまり上品の言葉じゃあない
かもしれないけど、何と言っても、
昔から遊びの基本と言えば、
「飲む、打つ、買う」
この3つの言葉どおりでなく、
それらの本質を考えてみれば、
遊びの基本が見えてくるのは
間違いないと思う。
飲む:
多分、これは人間を味わうこと。
うまいものを食べたり飲んだりして、
それらにある人間味を感じたり、
仲間とともにいる時間を楽しんだり、
ものでも、雰囲気でも、仲間でも、
人間を味わうことは、まさしく「遊び」だ。
打つ:
これは、ギャンブル性。
ほとんどの人が、
決まりきったルールのなかで、
決まりきったもの
を受け取るという生活に
ならされていることだろう。
そんな窮屈な日常から離れて、
思いもよらない刺激や可能性を
手に入れられるとすれば、
誰もがワクワクする…
買う:
これは、本能だろうな。
年齢や性別、その他の要因で、
いろいろ違うだろうけど…
ただ「本能の放縦」により、その遊びが、
大切な人を悲しませる結果をもたらすなら、
それは遊びではないと思う。
最初から手を出さないほうがいい。
遊び続けられないもの、
遊びの枠を越えるものは、
かなり年をとらせる可能性があるから。
目指すのは、
年をとらせない遊び。
心から遊びましょう。
【参考】
言いまつがい(糸井重里)