希望がリスクだとしても、
走らせなければいけない。
(英語)
Hope is a risk that must be run.
(ジョルジュ・ベルナノス)
まもなく、希望の春が来ます。
新しい風が吹くかな、と思えば、
ちょっとワクワクもします。
ま、いろんな希望には、
必ずリスクがあるでしょう。
もしリスクがないとすれば、
(つまり安全なものだとすれば、)
希望を抱くことすら必要でなくなります。
希望をもつことは、リスクです。
それ自体が…
抱いたがゆえにバカにされたり、
途中で断念して損をしたり、
叶えることができずに、
自分が傷つくこともあるのです。
それが叶えば、
自分を喜ばせ、楽しませ、
癒しもするはずの希望が、
そんなリスクを持っているのです。
じゃあ、希望をもつことすら、
あきらめたらいいのか、
このまま、このまま…と唱えていたら、
本当に幸せか、そんな問いが生まれます。
真実は、希望をもたなくても、
別のリスクがあるということです。
問題は、どちらのリスクを選ぶか、
そこにあるのでしょう。
このような変化の多い世の中において、
それは、なおさらのこと。
「一番危険なことは
チャレンジすべきタイミングに
チャレンジしなくなること」
(ビジネスに生かすギャンブルの鉄則、谷岡一郎)
心に何か希望が思い浮かんだら、
それを走らせましょう。
たとえ、リスクがあるとしても、
今のままにとどまるリスクに比べれば、
失敗しても損ばかりとは言えないでしょう。
私たちが、今日も、
希望のリスクに立ち向かえますように。