…少ないリッチな人々も救われることはない。

多くの貧しい人々を
救うことが出来なければ、

少ないリッチな人々も
救われることはない。

(英語)
If a free society cannot
help the many who are poor,
it cannot
save the few who are rich.

(ジョン・F・ケネディ)

自由な社会(free society)を、
自然にまかせていれば、
人間の性(さが)というやつで
間違いなく弱肉強食になります。

そして、面白いことに、
弱者と強者の割合は、
50:50にはならないのです。

80:20とか、97:3とか、
多数の弱者が生まれるばかり。
そして、少数の強者は、
その側についていた方が
うまい汁が吸えるという輩に
支えられるのです。

今日の言葉は、
「救いとは何か」みたいな
信仰的な意味合いも
含まれている気がします。

日本に限らず、
過去の歴史において、
貧富の格差が引き金になって
起きた出来事は少なくありません。

貧しい人々が苦しみを重ねて、
それがあるレベルを超えてしまうと、
大きな反乱パワーとなって、
社会とリッチな人々に跳ね返る。

もちろん、弱者は、
自分の救いのために、
現状を打破するチャレンジに
立ち向かう義務がある。

しかし、それと同様に、
強者にも、自分の救いのために、
そのようなチャンスを
弱者に提供する義務がある。

もし、私たちが、
何かの面で強いとしたら、
それは、弱者を救って、
自分も救われるためであることを
忘れちゃいけませんね。

弱者のためでも、誰のためでもない。
間違いなく、自分のため…

歴史と世界は、
そう教えているようです。

(参考)話題の小説・陰日向に咲く(劇団ひとり)


道は開ける(ディール・カーネギー)

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